森と静寂に包まれ
民を見守る里のお社
下社春宮
JR中央本線下諏訪駅から北西へ約1km、旧中山道沿に鎮座します。上社へは諏訪湖を隔てて約13kmです。社頭から真直ぐ800m伸びる道路はかつて春宮の参道で、下社の大祝金刺一族をはじめ多くの武士たちが流鏑馬を競った馬場でした。途中の御手洗川に架かる下馬橋は室町時代の建立とされ、下社では最も古い建物で、遷座祭の神輿だけがこの橋を渡ります。
入口の御影石の大鳥居は万治2年(1659年)建立と推定され、境外にある万治の石仏と同じ作者といわれます。
春宮と秋宮の社殿建替えの際には諏訪藩から同じ絵図が与えられたと見え、大きさこそ違いますが、神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は同じで、春秋両社の建築には彫刻の技が競われています。
入口の御影石の大鳥居は万治2年(1659年)建立と推定され、境外にある万治の石仏と同じ作者といわれます。
春宮と秋宮の社殿建替えの際には諏訪藩から同じ絵図が与えられたと見え、大きさこそ違いますが、神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は同じで、春秋両社の建築には彫刻の技が競われています。
JR中央本線下諏訪駅から北西へ約1km、秋宮から西へ1kmの位置で旧中仙道沿に鎮座します。上社へは諏訪湖を隔て約13kmです。社頭から真直ぐ800m程伸びる道路はかつては春宮の専用道路で、下社の大祝金刺一族を始め多くの武士達が流鏑馬を競った馬場でした。途中の御手洗川に架る下馬橋は室町時代の建立ですが、建築様式は鎌倉時代のもので1730年代の元文年間に修築されましたが、下社では最も古い建物で遷座祭の折に神輿はこの橋を渡ります。
入口の御影石の大鳥居は万治2年(1659)建立と推定され、境外にある万治の石仏と同じ作者と言われます。
神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は秋宮と同じです。神楽殿は修改築が幾度となくなされています。
春宮と秋宮の社殿の建替が諏訪藩に依って計画された時に同じ絵図面が与えられたと見え、大きさこそ違いますがその構造は全く同じで、春秋両社の建築は彫刻に於て技が競われております。
諏訪大社 下社春宮
授与所
8時30分〜16時30分
所在地
長野県諏訪郡下諏訪町193
電話番号
0266-27-8316
諏訪大社 下社春宮
の見どころ
の見どころ
下馬橋
大門の道路上にある古風な建物は下馬橋です。これより下乗下馬、駕籠や馬から下りた身を清めるところです。御手洗川にかけられて、その形から俗に太鼓橋と言われます。
室町時代の建立と言われますが簡素の中に力強さ、美しさを兼ね備え、鎌倉時代の建築様式をもって建てられ、元文年間(1730年代)に修築したものですが、下社では最も古い建物です。遷座祭の折の神輿は、今でもこの橋を渡ります。御手洗川の上流側には溝蓋もしてありませんが清めの場所で、御柱の曳行の時も柱を清めるためにそこを渡すのを例としています。
室町時代の建立と言われますが簡素の中に力強さ、美しさを兼ね備え、鎌倉時代の建築様式をもって建てられ、元文年間(1730年代)に修築したものですが、下社では最も古い建物です。遷座祭の折の神輿は、今でもこの橋を渡ります。御手洗川の上流側には溝蓋もしてありませんが清めの場所で、御柱の曳行の時も柱を清めるためにそこを渡すのを例としています。
石鳥居
入口の御影石の大鳥居は石工の名も伝わっていませんが、1659年(万治2年)の建立と推定され、高さは8.2mあります。この大鳥居の組み立てには片付け賃を入れた土俵を積み上げて、その上を笠木を転がしたといわれます。もちろん土俵はたちまち片付いたそうです。
神楽殿
正面の神楽殿は、天和年間(1680年代)に建立されたもので、お神楽を奉奏したり祈祷を行う場所です。
幣拝殿
左右片拝殿 重要文化財
左右片拝殿 重要文化財
春宮、秋宮は同じ絵図面が与えられたと伝えられ、大きさこそ違いますが、構造は同じで、二社の建築は彫刻の技が競われています。秋宮の立川和四郎に対して春宮は柴宮(伊藤)長左衛門が請負い、後から着工して一年早く安永9年に竣工しています。
重要文化財
結びの杉
入口の御影石の大鳥居をくぐり、参道の右脇に聳えるのは結びの杉です。地上10メートル付近で二股に分かれていますが、根元は一緒になっていることから「結びの杉」といわれ、諏訪大社春宮の御神木とされています。
筒粥殿
神楽殿の左方にある建物で、毎年1月14日夜から15日の朝にかけて筒粥神事を執行するための神粥炊上げの神殿で、土間の中央にあたる石の円形のいろりは江戸時代初期のものといわれます。大釜の中に米と小豆それにアシの筒を入れて一晩中炊き続け、筒の中に入った粥の状態によって、その年の農作物の豊凶を占います。その占の正確なこと、神占正に誤りなしと七不思議の一つに挙げられています。
浮島
境内の脇を流れる清流砥川の川中にある島で、どんなに大水が出ても島は流されず下社の七不思議の一つになっています。浮島社には、清め祓いの神様が祀られ6月30日の夏越の大祓が挙げられています。
御神木
下社において、最も重要な場所で御神座とも相殿とも言われる場所にある御神木は、秋宮のイチイの木に対して春宮では杉の木です。平素山上に居られると考えられた神々を、この御神木をお供えする御神宝をお祀りしていたのが宝殿です。
若宮社
御祭神
建御名方彦神別命(たけみなかたひこがみわけのみこと)
/伊豆早雄命(いずはやをのみこと)
/妻科比賣命(つましなひめのみこと)
/池生神(いけのおのかみ)
/須波若彦神(すわわかひこのかみ)
/片倉辺命(かたくらべのみこと)
/蓼科神(たてしなのかみ)
/八杵命(やきねのみこと)
/内県神(うちあがたのかみ)
/外県神(そとあがたのかみ)
/大県神(おほあらがたのかみ)
/意岐萩命(おきはぎのみこと)
/妻岐萩命(つまぎはぎのみこと)
例祭日 7月1日、毎月1日
お諏訪さまの御子神十三柱をお祀りしている。
建御名方彦神別命(たけみなかたひこがみわけのみこと)
/伊豆早雄命(いずはやをのみこと)
/妻科比賣命(つましなひめのみこと)
/池生神(いけのおのかみ)
/須波若彦神(すわわかひこのかみ)
/片倉辺命(かたくらべのみこと)
/蓼科神(たてしなのかみ)
/八杵命(やきねのみこと)
/内県神(うちあがたのかみ)
/外県神(そとあがたのかみ)
/大県神(おほあらがたのかみ)
/意岐萩命(おきはぎのみこと)
/妻岐萩命(つまぎはぎのみこと)
例祭日 7月1日、毎月1日
お諏訪さまの御子神十三柱をお祀りしている。
上諏訪社
御祭神 建御名方神
例祭日 7月15日
上の諏訪 つまり上社の御祭神をお祀りしている。
例祭日 7月15日
上の諏訪 つまり上社の御祭神をお祀りしている。
子安社
御祭神 高志沼河姫命
例祭日 6月22日
お諏訪さまの御母神である高志沼河姫命をお祀りする。昔からお産の守り神として親しまれ、底の抜けた柄杓は水が通りやすいようにお産も楽にと願いを込めて奉納されたものである。
例祭日 6月22日
お諏訪さまの御母神である高志沼河姫命をお祀りする。昔からお産の守り神として親しまれ、底の抜けた柄杓は水が通りやすいようにお産も楽にと願いを込めて奉納されたものである。